今日の女子力観察絵日記
寒いね。そう言いながら制服姿のお姉さんたちが
肩を寄せて歩いていった。
脚を出すのをやめればいいのに、
きっと一人では「ふぞろいの林檎」がやめられないんだねってお母さんに言ったら、
林檎はふぞろいな方がおいしいんだよって教えてくれた。
じゃあぼくもふぞろいの林檎になりたいって言ったら
そろった林檎のほうが食べやすいけどねって笑ってた。
大人って自分勝手!
制服にはロマンとか青春とか詰まっていると思う。
ただ現役で着られるときには、悲しいかなその価値には気付けない。
最近歳のせいか、現役の残念さを見ると一層悲しく、
そして評論家のように脳内で会話が繰り広げられる。
「なぜ・・・ショルダーバッグをリュックのように背負うんだ?」
「ラフに持つことに遊び心を感じるんだよ!若さなんだよ!」
「なぜスカートからパンツが見えるんだ!?見えるか見えないかがいいんじゃないか!」
「あれは本人にとっては見えていないんだ!私たちが見ているアレはパンツではない!
JKの本当のパンツは心の清い人にしか見えないモノなんだ!!」
「そうか!だからJKのパンツは高く売れry」
これがアラサー特有のぷちやっかみでございます。
去りゆく若さを楽しみながら噛みしめる。
女子の経年とはなんて楽しく恐ろしいモノでしょう!