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【本】残酷だけど都会女のリアル生態!?「東京タラレバ娘(1)」感想

こんにちは。

雑食系恋愛ジャーナリストのおおしまです。

オモシロイよ!絶対読んで!
という一言にとっても弱い私。今回「絶対読んで!」とメッセージまでくれた女子がいたので、いの一番に読みました!

しかし打ちのめされました…

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「東京タラレバ娘(1) 東村アキコ氏著」

あらすじ

「タラレバばかり言ってたら

こんな歳になってしまった」

そんなセリフから始まる本作品の第一巻。
ネットドラマ脚本家の倫子
ネイルサロン経営をする香
居酒屋の娘の小雪
3人の33歳、彼氏だーいぶ無しオンナが繰り広げる、リアルかつ残酷な恋愛を始めとするアラサー女人生の物語です。
第1巻では主人公の倫子が、飲み屋で知り合った感じの悪いイケメンモデルKEYとの出会いをキッカケに、仕事をほされたり箱根に行ったり、一層酔い潰れたり、人生初の枕営業をしたり(?!)とにかく大人の女なのにいっぱいいっぱい感満点な姿を晒します…

 

とにかく読んで!
という声をいただいたので読みましたが、

 

本当辛い((.;゚;:Д:;゚;.))

 

何が辛いって、一応少女マンガなのに、うわついたオチが1つもないんです。

仕事で失敗したら、その後報われるって定説をことごとく外す本作品。
それだけ現実は厳しいんだぞ!ということを伝えたいのでしょう…

本作のスタートは、
東京オリンピックまでに

とにかく結婚したい!

てかウチらヤバくない?!

そろそろ何とかしよう!

 

 

という心理がスタートですが、よくよく見るとヤバいという気持ちをぶちまける友の存在が、この物語のオモシロさではあるものの、ヤバさを緩和させる働きをしてしまっているんです。

ちなみに私の友人には何人か、

 

できた彼氏が友達から

ウケが悪かったら

付き合い続けるか考える

 

そう言う子がいます。

この思考、まさにタラレバ娘達の友情の強さにリンクするなと思う部分であり、現代の都会女性の良くないパターンではと思い出しました。

 

都会の女性は結婚するのが遅いというかしない女子多発中な昨今ですが、やっぱり仕事が忙しいにプラスして、遊びや友情やグルメや…恋愛に走らなくても楽しくて刺激てきなことに溢れているんだと痛感ですね。

 

で、こうして読んで実際背筋がゾゾゾっとした女子達は今後どうしたらいいのかな〜と思っていたわけですが…

 

残酷ですが、

 

タラレバ友達を切る。

 

 

やっぱりこれが一番だと思ってしまった…

 

 

ニンゲンは詰まるところ1日24時間しか与えられないわけですから、

24時間の配分を

 

仕事と恋愛と友情と娯楽、

 

どう振り分けるかで

 

人生は決まる。

 

大事なとこなのでカラフルにしました(笑)

 

天才と凡人を分けるのは、結局24時間の使い方の違いが最大の要因だと思っています。

 

で、話を戻しますが、仕事は減らせるかは本人の気合いと後ろめたさの問題なので今回は着手しないとするんであれば、やっぱり娯楽と友情の配分カットをして、そこに出来たスペースに恋愛をねじ込むのが現実的です。

 

昔よく

彼氏がいたら疎遠になる女

 

こんな腹の立つ奴がいたと思いますが、あれはこの24時間理論に当てはめるとしごく真っ当なことをしていたわけで、

今はこれに近い存在になってでも、幸せを掴んでやるっていう気合いがまず必要なのではないでしょうか。

 

婚活優先で疎遠になる女!

 

いいじゃないですか。書いてて難しいなと思うものの、このくらい覚悟がないと、いきなり30過ぎから結婚に自分の方向をシフトしても、すぐに挫折する気がする…

個人的には婚活パーティーや街コンに行けとは思いません。東京はやり方次第で出会いに溢れています。

 

ただ何となく結婚できタラいいな…

婚活はじめレバなんとかなるかな…

そんなタラレバな考えでの恋愛市場投入が一番結果も出ずダメージを受ける気がしませんか?

タラレバ娘。おそろしい現代病ですね。

2巻もガッツレビューしちゃおう(笑)

 

[終わりの告知]