こんにちは。
雑食系恋愛ジャーナリストのおおしまです。
先日大宅壮一文庫に行ってきました。
ここは雑誌の図書館でして、廃刊の雑誌からナウ刊行中の雑誌まで、様々閲覧可能になっています。
ものすごい冊数の雑誌です。
館内PCで目次がキーワード検索できるので、
例えば「婚活」と入れると、そのキーワードが入った記事が一覧で出てきます。そこから読みたいものを指定するという流れです。
今回バックヤードツアーに参加しまして、雑誌の保管状態などをお見せいただいたのですが、もう本好き雑誌好きにはたまらない!
※館内は撮影禁止です。
今回著作権に引っかからない範囲での撮影&掲載許可をとっております。
そこで私、現在休刊となっている雑誌「ダ・カーポ」をパラパラ読んでたのですが、
女たちが紀香に卒倒する理由
みたいな記事があり読んでおりました。
ちなみに1999年くらいの記事です。
藤原紀香さんがケータイ会社Tu-Ka(ツーカー 現SoftBank)のイメガをしていたり、CMにバンバン出まくっていた人気絶頂期の話です。
そこでは女子大生3人が、ノリカの魅力について座談会をしているのですが、内容が面白い。
「ノリカちゃんの色気は男に媚びないセクシーさだからいい!」
「みんなが努力を見せないところ、ノリカちゃんは半身浴やマッサージしているなど、努力を隠さず言うのがいい!」
そういうところが
いさぎよくて素敵!
なんて内容でした。ザックリ言うと…
でも少し引っかかるのです。
現在の藤原紀香さんと1999年のノリカちゃんを比較しても、絶賛されていた媚びずに隠さずに努力するスタイルは変わらないような気がするのです。
しかし今紀香さんの評判を見渡すと、なかなか辛口なコメントばかりが目に付きます。
もちろんタイミングもあるかと思いますが、
藤原紀香さんは
1999年の絶賛されたノリカちゃんと
生き方は何も変わっていないのです。
つまり、
時代が求める女性像が変わったのか
世代によってウケる女性像が変わるか
どちらかの変化が受け手である私達に起きているようです。
今は一昔前に比べ、いい人が求められる時代です。
いい人とは、
腹黒さのない人。
自慢をしない人。
自分語りをしない人。
欲を持たない人。
つまり
2015年現在いい人とは
謙虚で質素ってこと!
その上で自己アピールはしないといけないということではないでしょうか。
時代の移り変わりをノリカちゃんから藤原紀香さんへの変化で感じながら、ちょっと窮屈な時代になったなぁと思うのでした。
ちなみにこんなしんみりする数日前に、藤原紀香さんをテーマにした芸能コラムを先日書きました(笑)
「悪口反応は限界の印?藤原紀香は梨園の妻になれるか大予想」
2人の幸せが、長く続くことを祈るばかりです。
[終わりの告知]