こんにちは。
雑食系恋愛ジャーナリストのおおしまです。
先週はちょっと変則的でしたが、女性自身さんで芸能コラムを4本連続で書かせていただきました。
全然書いているときは気にしていなかったんですが、振り返ると、全部「不倫」がテーマなんですよね(笑)
もう、どんだけ不倫詳しいんだ私って感じですが、それぞれの不倫から話題の中心を丁寧に見ていくと、ベッキーさんの不倫問題がなぜ、こんなに燃え続けてしまうのかに気付きました。
今日は記事を紹介しながら、”ベッキー叩き”正体について、書いていきたいと思います。
長いのですがお付き合いください!
桂文枝師匠は男泣き?20年不倫告白も残る違和感の正体
桂文枝師匠の20年来不倫が、フライデーにてスクープされました。お相手の元演歌歌手の紫艶さん側が誌面で交際を認め、詳細を話した格好です。
突然出てきた彼女に対して、「売名では?」とリアクションが集まっていますが、売名であれば、だいぶ違和感のあるリークの仕方を、最近話題の売名(と噂の)モデル加藤紗里さんと比較して分析しています。
渡部篤郎がホステスと再婚!?報道の裏で見える「不倫は悪!」という正体
渡部篤郎さんが不倫&略奪交際を続けていた中谷美紀さんではなく、30代の銀座ホステスさんとの再婚が動き出しているとのニュースが出ました。
それに伴ってネットでは「中谷美紀さん可哀想」な流れが多々あったため、私たちが抱く”不倫嫌悪”は「不倫は人の夫や妻を奪うから悪い」のではなく、別の理由があるのでは…と、構造を考え直しています。
離婚前提の交際だった?ベッキー不倫秘話が報じられても回復しない好感度
週刊新潮に、ベッキー×ゲス川谷さんの不倫報道について、追加情報が出たので、見直してみました。内容はベッキーさんを擁護する内容のため、復帰への足がかりな可能性が高そうです。
ただ、記事の内容から読み取れるベッキーさんの立ち位置が、やっぱり「元気印」のまんまであることなど、世間とのギャップを書きました。
なぜこんなことに…桂文枝騒動に学ぶ“魅力的でも情緒不安定系”女性の特徴
最後はもう1回桂文枝師匠の記事です。2月26日発売のフライデーさんが、追加で二人の親密写真や、直筆の誓約書、紫艶さんのインタビューを掲載。その内容が、ただただ生々しくて、久しぶりに「うわっ・・・」と、絶句しました。
そんな内容の記事を読みつつ、紫艶さんの性格がだいぶ見えてきたので、改めて女性のタイプ分析をしました。
と、4本連続で不倫が鍵となるニュースをコラムにしました。
そこでですね、すべての記事はYahoo!ニュースに転載されているのですが、3本目のベッキーさんの記事のヤフコメ欄が、だいぶ盛り上がっています。
見たい方はコチラをクリック→【yahoo掲載版記事】離婚前提の交際だった?ベッキー不倫秘話が報じられても回復しない好感度
1つ1つコメントを見ると、ベッキーさんの過ちに対して、みなさんとっても持論がある様子。それが400件以上とあって、やっぱり彼女の影響力は凄いのだなと感じました。
基本的には
「不倫がダメなんじゃなくて「ありがとう文春」の姿勢がダメ」
「今のキャラのまま復帰するなんて、無理がある!」
「裏の顔が見えすぎて好感度はもう上がらない」
とかとか、まーそうだよね…って感じのコメントが多く、大変勉強になりました(笑)
ただですね、この今までほぼ完璧に見えた好感度の高い女性が、何かをキッカケにフルボッコになる図って、凄い見覚えがあると思いませんか?
というか、あります。
私は直感的に感じました。
ベッキーさん不倫での炎上は、
ヒエラルキーの頂点が
落ちる姿そのもの。
だから外野は、
今までのうっぷんの反動で
目が離せない。
のではないかと。
※スクールカーストとは、学園内での人気や実力から自然発生的にできあがる階級のことです。
※ヒエラルキーとはいわゆるピラミッド型の階級や階層のことです。
どういうことかご説明すると、日本全体をカースト制度(身分制度)という目線でみてみると、最上級の位にはきっと芸能人とかが当てはまってくると思うんですね。
※カースト制度に分けることが言語道断って話は、脇に置いておいてください。
で、そんな芸能人枠の中でも、ベッキーさんはさらにトップクラスの身分なわけです。
だって、CM女王だし、バラエティ女王だ。!やっぱり凄い人です。
余談ですが、「元気の押し売りじゃん!」なんてネガティブな声が常に出ていたのは、そのキャラクターと人気が完璧すぎて、外野が逆に違和感を覚え始めていたからかもしれません。
そんな彼女がやらかしたわけです。
それも不倫しただけでなく、
「ごめんなさい」の裏で、報道を笑っていた
わけです。
つまりこれ、
ヒエラルキーの頂点の裏の顔が見えた
ってこと。
これは私ふくめ、下々の者にしたら衝撃ですよね。
そして一般庶民はこう思うわけです。
「やっぱりね!」
やっぱり悪い奴だった!
悪いから頂点にいられたんだ!
って思う事で、安心感をちょっと感じるわけです。
そして「やっぱりね!」の感情が火種となり、頂点(ベッキー)に対する今までの不信感や、劣等感を爆発させてしまうのです。
これが「ベッキー不倫問題」炎上の図式ではないでしょうか。
でもみなさん、気付いていないと思うのですが、悲しいかな、
これはよくある「いじめのパターン」そのものではないでしょうか。
よくクラスの人気者やいじめっ子=スクールカーストの頂点が、何かをキッカケにいじめの標的に変わってしまい、今までのうっぷんの反動で、ものすごい勢いでいじめられる話って、ありますよね。
ベッキーさん叩きはまだ続いているようですが、これと同じなのです。
悲しいかな、私たちは弱者になった元強者を、これでもかとボコボコにしているだけなんです。
いじめ問題に対してみなさん「許せない!」ってよく言いますが、知らず知らずのうちに加害者になっているって、こういう事なのかもしれません。
そんな事を書くと、「記事を書くお前が一番のいじめ加害者ではないか!」と言われそうですが、今私にできることは、「腹黒い奴は消えろ!」と感情的になる人たちに向けて、順を追って説明し、冷静になることを呼びかけることしかできません。
不倫はダメ。でも不倫をキッカケに本人をフルボッコにしたって、あなたの不信感や劣等感や怒りや不安は、いつまでも消えないです。
反省したら、ワンチャンスって…やっぱりダメ?
もっと日本が、つまずいた人に対して、優しくなれる世の中であれ。
[終わりの告知]