こんにちは。
雑食系恋愛ジャーナリストのおおしまです。
凄い恋愛本に出会ってしまった。
「ダーリンは70歳」
大好きな西原先生の本。
70歳の高須先生と、50歳のさいばらさん、合計120歳のカップルの、のろけ(ってわけでもないけど)風景が、
さいばら節で書かれています。
凄い面白かった!
さいばら先生の本って、本の厚みこそないのだけど、内容が濃いし、セリフも注釈も多いから、いつも読み切るのに時間を要する私です。
とくに笑ったのが、高須先生が「もうダメだ死にたい」って凹んだ話。
ホテル住まいの高須先生がある日、さいばらさんの訪問だと思って、驚かせようとパンツずりおろしてムスコをご開帳させて出迎えたら、ホテルのコンシェルジュだったという…
しかもコンシェルジュ(若い女性)は顔色1つ変えずにテキパキ用件を伝えて去っていった。っていう…
70歳の富豪のおじいちゃんがすることかと!
そしてそれをフツーに書いちゃうさいばら先生やっぱり凄い。
この本は熟年カップルの生態が面白く書かれているのもそうですが、長年美容業界のトップを走り続ける高須先生の、素の部分を、おしげもなく描ききっているという凄さもある1冊です。
「私たちは70歳と50歳で時間がないから手をつなぐ」
という帯の1コマが、グっときます。
実は結構前からシニア婚活やシニアの恋愛というのは、密かに盛り上がっているといわれています。
平均寿命が伸びたから、第2、第3の人生の伴侶を求めるのは当然のこと。
ただシニア婚活&恋愛の記事を読むと、だいたいが「介護問題」「遺産の重要性」「双方家族との関わり方」という、恋愛面よりも物質的な問題にフォーカスした話が多い。
それらと比較すると、この本は純粋に金持ちのおじいちゃんとおばさん(という呼び方は失礼ですが)が、恋愛している模様が描かれていて、ああ、新しいなーって思いました。
久々に恋愛っていくつになっても嬉しいし、楽しいよねって思える1冊。
「あーもー恋愛とか、苦しいし面倒くさいし、かったるい!」って思っている私たち世代には、
違う視点をくれる本なので、おススメです。
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