アナウンサーって、よくよく考えると、一昔前はすごくお得な職業だったのかもしれません。
だって、テレビに出るってことは、本来なら下積みや特異な才能を発揮して、人気を獲得しないと出られない場所だったのですから。
しかし、アナウンサーという立場の場合、ものすごい倍率を超えさえすれば、正直テレビには出られる。そして、アナウンサーという肩書で専門性を発揮し、人気を得ることもできる。そういうオイシさがあったのかなと思います。
近年アナウンサーの独立が後を立ちませんが、今書いたような、いわゆる“うまみ”が、テレビには無くなったと見るのが1つの視点です。
芸能界は今、誰もかれも働き方改革が起きつつあるのですね。