こんにちは。
雑食系恋愛ジャーナリストのおおしまです。
周りで面白い面白いって話が出ていたので、やっと読みました。
「カフェでよくかかっているJーPOPのボサノヴァカバーを歌う女の一生」
感想一言。
一歩違えば自分事すぎで怖い‼︎
あらすじ
歌手を目指すカーミィは、有名になるためなら手段を選ばないと野心メラメラの35歳。業界人と寝るのもいとわず、夢破れる友と別れをつげ、一人有名歌手への道を進むのだが…
その他にも
ダウンタウン以外認めないお笑い芸人志望
バンプオブチキンの詩をアップし続けるブロガー
口の上手い売れっ子ライターにやり込められる話などなど、
登場人物が香ばしすぎる。
サブカルこじらせの報われない話がてんこ盛りでした(`;ω;´)
カーミィの
「有名になりたい
手段は問わない」
というセリフは、ドキッとさせるし、
ブロガーが彼女に説教されて塞ぎ込み
「誰も、俺のことを
わかってくれない」
とフテる姿はまさに自意識過剰極めたり‼︎
最後の口の上手いライターに仲間も企画もやり込められる話は、一歩違えば自分事で、あまりハッピーエンドじゃないラストは、身近すぎて背筋が凍るようでした。
怖いから
二度と読みたくない!!
反射的にそう思ってしまいました…でも怖くなるほどあるあるな話ってことです。
結局有名になりたいとか、認められたいって野心だけじゃダメで、
周りの人に支援される人になるとか
へこたれないとか
自分を客観視しろとか
そういう事も大事なんだぜ!
って言われた気がしました。
※若干勝手な解釈です。
戒めのために本棚に残そうと思います(笑)
[終わりの告知]