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【本】婚活女子は共感できる?「カツカレーの日」

こんにちは。

雑食系恋愛ジャーナリストのおおしまです。
まんが「カツカレーの日(1)
最近面白いよ〜って声をちょいちょい耳にしたので読みました。

ちなみにKindleで買ったのですが、Kindle買ってからマンガの消費量が増えました。今までマンガはかさばるから買うの嫌だったんですが、Kindleがあると気にせずバンバン買えて嬉しいです。

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あらすじ

主人公の斉藤美由希は、そろそろ結婚に焦り始めた28歳。幸せな結婚の見込めない彼氏と別れ、婚活道を邁進することを決める。
しかし上手く行かない婚活や彼氏の存在に悩み、ある日立ち寄った読書カフェのノートに悩みをついつい書き記す。
それを見た職人気質のオヤジ高橋は、またついついノートに返事を書く。
そんなこんなで婚活女と曲者オヤジの不思議な出会いは始まっていくのですが…

作者は「甥の一生」「姉の結婚」などの作者・西炯子さん。
今回のマンガの展開は、これら作品と似ている部分が多々あります。

それを除いて短くレビューすると

 

 

あせるのは分かるけど 、

 

結婚するの、

 

今の彼氏でよくね?

 

この一言に尽きてしまいました。

 

美由紀は最近転職したばかりとは言え、大手建設会社で設備設計(モチロン正社員)をしています。
きっと年収は400万は間違いなくあると思うポジションです。
いや、大手の建設系の設計なら、もしや600万とかもあるかも?
とにかくパッと見そこそこ稼いでいる雰囲気がするのだ。

作中彼氏と別れて引っ越しを検討するシーンがあるのだが、8.5万円 2DKの間取りにグラついていた。

28歳で8.5万に住めるってことは、やっぱ、まーまーもらってんじゃん!

というリアクションが思わず出てしまった。

 

そんな彼女は、バイトを掛け持ちする俳優の卵の彼氏と、別れようとするのだか、健気な彼氏は俳優を辞めて就職するから結婚しようと言い出すんです。

 

 

っていうか、

 

彼氏めっちゃいいやつ!

 

って叫びそうになったけど、美由紀としてはダメらしい。

定職のあるなしじゃなく、好きな人とくっつく事に抵抗があるらしい。
理由はぜひ漫画を読んでほしいのですが、
そんなわけで彼氏を捨てて安定した結婚相手探しに進みまくるのです。

 

好きとか嫌いとか、失敗したくないとか、そういう目の前の感覚に不自然に揺さぶられている気じが、一般的な女性たちも共感するのかな…と思いました。

 

個人的には

 

稼いでる方が養えば

いいじゃん!

 

と思ってしまいました…

 

作中思い詰めて知らないオッサン(高橋)に相談するのが今回お話なのですが、そんな迷走してないで好きな相手と結婚してみて、それから考えればいいじゃん。

としか思えなかったです。

だって彼氏が仮に主夫になっても暮らせそうなら、結婚失敗する余裕もあると思うのです。

それを自分の頑固さにこだわって前に進まず、知らないオッサンに相談するのはある意味こじらせ。

好きになった人がダメ男状態から脱却するって言っているなら、収入状態からみてやっぱり結婚を決めるだろうな…

という解せない気持ちになりました。

結婚相手を選べずぐるぐるする姿はきっと共感できます。
ただ普通の婚活女子と違うのは、愛してくれる彼氏がいること。普通以上の収入があることです。

その2つのポイントを加味してもこじらせる主人公は、もはや彼氏にも失礼やろ!

と、怒り心頭でした。

でも、仕事そっちのけで読みまくって、しかもその後西さんの他の漫画も買って読みふける私….

 

 

めっちゃハマってるじゃん

 

 

ではありますが、やっぱり女はいろんな呪縛により幸せの幅を狭めているように感じるのでした。

 

[終わりの告知]