みなさんこんにちは、恋愛ジャーナリストのおおしまりえです。
2016年の終わりから、「デキたら婚」という結婚よりも妊活を始めてしまおうという、前衛的なプロジェクトを開始しています。
その模様をつづった女子SPA!さんの連載はいつも沢山の人に読んでいただき、ありがたい限りですが、このデキたら婚のコンセプトは「独身から結婚と妊活について考え、できれば妊活して子を授かったら結婚しよう」というものです。
つまり前提として、結婚を考え始めたら、婚活とワンセットで妊活も考え始めてほしいという気持ちがあります。ただ世の婚活中の女性の多くは、残念ながら婚活のみをゴールとしており、その先についてはあまり考えていません。
それは婚活を焦る人ほど顕著です。そこであらためて今日は、結婚を焦る女子こそ、妊活を考えたほうがいい理由について、私なりに思うことを書かせていただきます。
婚活の焦りの正体は、だいたい寂しさと妊娠リミット
職業柄、私は多くの「結婚したい」と願う女性の話を聞いてきました。その多くが「1年以内」とか「20代のうちに」とか、いろいろと事情があるようなのですが、焦る気持ちを根掘り葉掘り掘り下げていくと、2つのホンネに出くわします。
1つは「周りにおいていかれるかも」という不安
2つめは「いつか子どもが欲しい」という焦り
1つめは自分の中で折り合いをつけなくてはいけない問題なので、ここでは割愛しますが、2つめの「いつか子どもが欲しい」という焦りは、どう向き合っていったらよいのでしょう。
「焦っても仕方ないだろう」と言い切るのはカンタンなのですが、焦るなら正しい妊娠の知識や結婚のリスクについて知っても、悪くないと思うのです。
でも一般的な「本気の妊活コラム」には、すでに結婚し妊娠に対してアプローチする人の話が多く、また婚活コラムも結婚経へ向けてパワー100%のコンテンツしか見当たりません。
恋愛も結婚も妊娠も、本来ひとつづきの道であるべきなのに。
私は「結婚の前に妊活」を今は選択していますが、独身のみなさんも、ひとつづきの事として、婚活も結婚も妊娠も考えてほしいと思っています。
そのための「デキたら婚」なのです。
妊活とライフプランはワンセットである
またまだまだ知られていませんが、医学界からも同じような警笛がすでに鳴らされています。
「プレコンセプションケア」という言葉は、まだ多くの方が知らないかもしれませんが、専門のケアセンターができるなど、じわじわ注目があつまっています。
プレコンセプションケアとは、妊娠がいつか可能なすべての女性が、妊娠前のカラダのケアやライフプランニングをしていこうという考えです。
よく「婦人科のかかりつけ医を持とう」とかいいますよね。これもプレコンセプションケアの1つです。
また「何歳までに子を持ちたいか」とか「仕事をどんなふうにやっていきたいか」も、プレコンセプションケアの1つ。すでに働き方や暮らし方が多様化する今、誰の価値観にも左右されない、自分のための幸せの形を早くから抱くことは、とても大切なのです。
そのためのきっかけが、「デキたら婚」になればいいな。そう思うので、独身で結婚を焦る女性ほど、一緒に考え始めてみてください。
大きなイベントをしっかり経験することで、私達は成長できる
また結婚と妊娠は、男性よりも女性のほうが、人生を左右する大きなイベントといえます。なんとなくご縁をいただき、疑問や苦労をせずに、ステップを順調に駆け上がる人もいますが、そうじゃない人もどうしてもいます。
でも考え方を変えれば、順調にコトが進まない人は、悩むことで自分の成長にもつながると信じています。
結果として結婚できなくても、妊娠がかなわなくても(もちろん結婚や妊娠に向かないと思った人も)自分の中での納得感を1番大切にしてほしい。だからこそ、デキたら婚を入り口に、自分の一大イベントに取り組んでほしいと思うのです。
なんだか熱っぽくなりましたが、これが私が考える「妊活を考えた方がいい理由」です。女性は多くの“べき論”にしばられ生きています。
私自身も、まだまだいろんなべき論からは抜け出せてないときもありますが、それに気づくだけでも、心は軽くなります。ぜひ一緒に、コンプロジェクトの参加者になってください。
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